甲状腺について

甲状腺は、どんな働きをしているのでしょうか

甲状腺からは、サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)という甲状腺ホルモンが分泌されています。
甲状腺から分泌されるホルモンによって、脳や心臓、胃腸の働きを活発にして新陳代謝を適正に保つ働きを担っています。

甲状腺は、どんな働きをしているのでしょうか

甲状腺からは、サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)という甲状腺ホルモンが分泌されています。
甲状腺から分泌されるホルモンによって、脳や心臓、胃腸の働きを活発にして新陳代謝を適正に保つ働きを担っています。

甲状腺機能(働き)は、どのようにして調べる事ができますか

甲状腺から分泌されている甲状腺ホルモンや甲状腺刺激ホルモンなどは、血液検査で調べる事ができます。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されていないか?不足していないか?または適正か?など血液検査の結果で確認する事ができます。
*当院では採血したその日に結果が分かりますが、約1時間半程度時間を要します
*検査項目により当日結果の出ないものは、結果が分かりしだいご連絡致します

甲状腺ホルモンが多過ぎると、どんな症状が現れるのでしょうか

甲状腺から甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、新陳代謝が必要以上に活発になってしまいます。
そのため、疲労状態が続くのが特徴です。症状としては、動悸や息切れ、手の震え、多汗、微熱、不眠、集中力低下などがみられ、一般的に甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と診断されます。
バセドウ病と診断された場合は、甲状腺ホルモンの分泌を薬で抑える治療が開始され、ホルモン値を正常に保てるようコントロールして行く事が、治療の第1段階になります。

甲状腺ホルモンが少な過ぎると、どんな症状が現れるのでしょうか

甲状腺から分泌されるホルモンが不足した状態が続くと、エネルギーが足りず心身ともに元気が出ないのが特徴です。
症状としては、眠気や物忘れ、仰うつ、無気力、抜け毛、むくみなどがみられ、一般的に甲状腺機能低下症(橋本病)と診断されます。
橋本病と診断された場合は、不足した甲状腺ホルモンを薬で補う治療を行い、継続的な服用が必要となります。また、甲状腺ホルモンは不足しているが眠気や物忘れなどの症状がみられない場合は、定期検診にて経過観察を行っていきます。

甲状腺の手術になったらどうなるのでしょうか

甲状腺の手術になった場合は、他院へ紹介となります。
手術後の定期検診やお薬の処方などは、当院でも受診できます。